とうとうベトナム・チャウドックからカンボジア・プノンペンに向けて出発です!
ここから「HANG CHAU TOURIST」のスピードボートに乗ります。
料金はUS25ドル(2150円)です。「地球の歩き方」にはUS21ドルと書いてあるので、もしかしたら、昨日のバイクタクシーの運転手にぼられているのかもしれません・・・。
この船による国境越えを「ビンスーンルート」と言います。なぜなら、カンボジアの入国審査をする街が「ビンスーン(Vinh Xuong)」と言うからです。
この船に乗って行くようです。
最初にバックパックなどの大きな荷物をボートの底に入れます。
とうとうスピードボートに乗車です。時刻は7:23です。
ボートの船内はこんな感じ。座席数を数えたら22人乗りですね。
椅子はけっこうしっかりしています。席は自由席です。
ボートの後部にはこんなフリースペースみたいな所もあります。
僕はボートに乗っている間、ずーとここに座っていました。
定刻通り7:30にスピードボートがプノンペンに向けて出発しました。
運転手さんは音楽でも聞きながら運転しているのでしょうか?
スピードボートが動き出すとすぐに「出入国カード」と「カンボジアのビザ」の紙を渡されました。
僕はすでに日本でカンボジアビザを取得していたので、それを伝えると係の人は「カンボジアのビザ」の紙を僕から取り上げました。
「出入国カード」の書き方は「地球の歩き方」に書いてあるので、バックパックに入れないで手持ちのカバンに入れておくといいでしょう。
「地球の歩き方」は「出入国カード」を書く際の下敷きにもなります。
ペンは基本的に支給されないので、自分で持って行く必要があります。
ここで一度、国境越えするボートに持って行くべき持ち物をまとめます。
- パスポート
- 地球の歩き方「カンボジア」
- ペン
- 風対策として長袖のシャツなど上に羽織るもの
カンボジアビザはできれば日本で取得しておいた方がいいと思いましたね。このボートの中で書くのは思いのほか大変かもしれません。
というのも、分からないことがある時、日本語で質問できる人がいないからです。
実際、事前に取得していなかった人はけっこう苦戦しながら書いていました。
少しでも早く外の景色を楽しみたいなら、日本で事前に取得しておくことをオススメします。
ちなみに、ガイドブックによると、カンボジア・ビンスーンでのカンボジアビザ発給はUS20ドルです。
スピードボートはけっこう早いですね。たぶん30キロくらい出ていると思います。
そのせいか、僕のように後ろのフリースペースに座る場合は風が強いので、寒さ対策として長袖を持っていた方がいいと思います。
僕もボートに乗る時はタンクトップでしたが、ボートが動き出してからは長袖のシャツを羽織りました。
座席に座れば直接風は受けませんが、日焼け対策として長袖は持っていた方がいいと思います。
あと、スピードボートは音がうるさいので、船内で寝たいなら耳栓を持っていた方がいいと思います。
揺れはそれほど気になりませんでしたね。カントーからチャウドックまでの長距離バスの方が揺れました。
出発して1時間、8:30にベトナムのイミグレーションに到着しました。
ここでベトナムの出国審査(出国手続き)をします。
この階段を登って中に入ります。足が悪いおばあちゃんは船の中で待っていましたね。
自国でカンボジアビザを取得してこなかった人は、ここでもあたふたしていましたね。
「WAITING ROOM」と書かれた待合室で出国審査が終わるまで待ちます。
といっても、僕らはただ待つだけです。すべての作業はボートに同乗したスタッフさんがやってくれます。
ここが「WAITING ROOM」です。
外にテラス席もあり、そこで喫煙もできます。
今日は朝メシを食べていないので、すでにお腹が空いています。
そこで、お菓子とコーヒーを注文しました。
ちなみに、この「WAITING ROOM」では両替(MONEY EXCHANGE)もできます。
アイスコーヒーとお菓子で30,000ドン(120円)でした。
「WAITING ROOM」では映画がやっていました。
「WAITING ROOM」以外にもいくつか部屋がありました。
ベトナム出国審査はだいたい30分ほどで終わりました。
9:00にボートに乗って再出発です。次はカンボジアの入国審査です。